7月に入ると、本格的な暑さがやってきます。
朝から強い日差しの中で子どもを送り出し、仕事へ向かうだけでも体力を使います。帰宅する頃には汗だくで、疲れもピーク。
「夕飯の準備をしなきゃ。」
「洗濯物を取り込まなきゃ。」
「部屋も片付けなきゃ。」
やることは変わらないのに、体だけがついていかない…。
そんな毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
だから私は、夏だけは少し考え方を変えてもいいと思っています。

夏は、頑張りすぎない季節です。
暑さは知らないうちに体力を奪います。
だからこそ、この季節だけは「家事を減らす」という選択も大切です。
例えば、お惣菜や冷凍食品を上手に取り入れる日があってもいい。
食器はワンプレートにして洗い物を減らしてもいい。
掃除は気になるところだけでも十分。
洗濯物も、きれいに畳めない日はカゴのままでも構いません。
毎日100点を目指さなくても、暮らしはちゃんと回っていきます。
そして、私がおすすめしたい夏の習慣がもう一つあります。
帰宅したら、まずサッとシャワーを浴びること。
私自身、夏は仕事から帰ると汗だくで、そのまま家事を始めようとしても、なかなか体が動きません。
そんな時は、先にシャワーで汗を流します。
すると、体がさっぱりするだけでなく、気持ちまでリセットされ、「よし、夕飯の準備をしよう」「洗濯物を片付けよう」と自然に家事スイッチが入るのです。

「早く家事をしなきゃ」と焦るよりも、まずは自分を整える時間をほんの数分つくること。
遠回りのようで、実はそのほうが家事もスムーズに進み、家族にも笑顔で接することができます。
夏休みが始まると、子どもたちが家で過ごす時間も増えます。
部屋が散らかる日もあるでしょう。
でも、それは家族が元気に暮らしている証でもあります。

暑い夏くらいは、「ちゃんとやらなきゃ」を少しだけ手放してみませんか。
家事を少し減らすことは、手抜きではありません。
暑い夏を元気に乗り切るための、暮らしの知恵です。
この夏は、自分にも少し優しく。
頑張りすぎない暮らしで、心にも体にもゆとりをつくっていきましょう。
株式会社 暮らしかたらぼ
代表 根原 典枝

1972年生まれ 沖縄県うるま市出身。
20代でフィニッシングスクール西大学院に入学。茶事の文化に興味を持ち、本場イギリスに紅茶の旅へ。現地のホストファミリーと過ごす中で、暮らしの質の高さに感銘を受ける。帰国後ブライダル業界に就職し、自分の身の回りや思考が片付けられてないことで失敗を経験する。営業はできたが仕事の効率が悪く、休日に休めない生活を送る。その後、片付けの習慣のないまま結婚、出産。イギリスの丁寧な暮らしを知っているのに、できない自分に落ち込むと同時に、そんなママをサポートするサービスがあったらいいのになと考え始める。第3子授乳中にテレビ番組『ガイアの夜明け』を観る。赤字だった会社が3S(整理・整頓・清掃)を通して黒字化していく様子を目の当たりにする。影響を受け、自身の家で3Sを実践する。
毎日の暮らし方を研究する 暮らしかたらぼ

