【両立のヒント】主婦が調べた・やってみた!

AIで調べても不安…。 そんな時こそ、弁護士に相談してほしい

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お話を伺ったのは…

・大城純市法律事務 弁護士/大城 陽菜さん(写真左)
・みやぎ法律事務所 弁護士/伊佐 香菜子さん(写真右)

お二人とも、とても話しやすく柔らかい雰囲気。伊佐さんは3児のママでもあり、家庭と仕事を両立されています。


法律相談も“まず自分で調べる時代”に

「これって法律的にどうなんだろう?」
最近は、ChatGPTなどのAIで調べてから相談に来る方も増えているそうです。

録音アプリやLINE履歴の整理、情報収集ツールなど、以前より“自分で準備できる時代”になった一方で、
「本当に合っているのかわからない」
「自分では気づけない部分がある」
と不安を感じる方も少なくありません。

今回は、沖縄で活動する女性弁護士の伊佐さん・大城さんに、最近の相談傾向や、知っておきたいことについて伺いました。

AIや録音ツールの普及で、“より深い相談”も増えている

「以前より情報量はかなり増えています」と話す大城さん。

実際に、

  • AIで調べた内容
  • 録音データ
  • LINEのやり取り
  • ご自身でまとめたメモ
    などを整理して相談に来る方も多いそうです。

ただその一方で、

  • AIに入力していない事情がある
  • 回答がケースに合っていない
  • 証拠の出し方やタイミングが逆に不利になる
  • ハルシネーション(AIが事実と異なる内容を、もっともらしく回答してしまう現象)に気づかず、間違ったことを前提にしてしまう

など、“自分では気づきにくい部分”も多いとのこと。

そのため最近は、
「AIで調べた内容が合っているか確認したい」
「次にどう動けばいいか知りたい」
といった、“より深い段階での相談”が増えているそうです。

便利なツールが増えたからこそ、
「専門家と一緒に整理・確認する」
ことの大切さを感じているといいます。

「もっと早く相談すればよかった」の前に相談!

離婚や相続、養育費、DVなどの悩みは、
「もっと大ごとになってから相談する場所」
と思われがち。

ですが、お二人とも
「深刻になる前に相談してほしい」
と話します。

「相手の言っていることが正しいはずだ」
と、一人で抱え込んでしまうケースも少なくないそうです。

「相手のほうが知識を持っているように感じて、そのまま信じてしまう方もいます。でも実際に相談すると、“それは違いますよ”というケースもあります」と伊佐さん。まずは弁護士に聞いてみてほしいと話します。

また、離婚の相談内容で多い養育費については、市町村によっては支援制度がある場合も。
知らないまま損をしてしまうこともあるため、“まず聞いてみる”ことが大切だそうです。

うまく話せなくても大丈夫。整理しながら一緒に進めていきます

「緊張してしまって、うまく説明できるか不安」
そんな方も多いそうですが、
「話しやすくするのも弁護士の仕事です」とお二人。

もし話すのが苦手なら、

  • 時系列をメモする
  • 契約書や資料をまとめる
  • 頭の中を整理して紙に書いて持参する

だけでも十分とのこと。

どの弁護士に相談すればいい?費用が不安な方へ

「弁護士に相談したいけど、誰を選べばいいかわからない」
そんな方も多いのではないでしょうか。

お二人によると、

  • 女性弁護士を希望する
  • 同世代で話しやすい方を選ぶ
  • 子育て経験のある弁護士を探す

など、“相談しやすさ”を基準にしても大丈夫とのこと。

弁護士会の相談窓口やインターネットなどを活用し、
「この人なら話しやすそう」
と思える方に一度相談してみるのがおすすめだそうです。

また、費用面が不安な方も多いですが、
法テラスを利用すると、条件に応じて3回まで無料相談を受けられる場合もあります。

なお、相談予約はすぐ取れるとは限らず、1〜2週間待ちになるケースも。
特に年末は相談が増える傾向があるため、少し余裕をもって動くことが大切とのことでした。

弁護士による臨時無料電話相談「女性の権利ホットライン」

女性に対する暴力(ドメスティック・バイオレンス、ストーカー、セクシュアル・ハラスメント)や離婚に関する諸問題、職場における差別、同性婚に関することなど、女性の権利一般に関する無料電話相談を、毎年、男女共同参画週間※を中心に全国各地で実施します。
沖縄県では沖縄弁護士会・日本弁護士連合会主催で下記日程にて行われます。

2026年 6/26(金)午前10時〜午後2時
沖縄弁護士会

098-860-5015 (臨時電話番号です)

※電話相談のみ・予約不要

男女共同参画週間とは…

男女が互いにその人権を尊重しつつ喜びも責任も分かち合い、性別にかかわりなくその個性と能力を発揮することができる「男女共同参画社会」を実現するため、平成11年6月23日に「男女共同参画社会基本法」が公布・施行されました。この男女共同参画社会基本法の目的・理念に関する国民の理解を深め、男女共同参画社会に向けた様々な取組が行われるよう気運の醸成を図るため、毎年6月23日〜29日の1週間は「男女共同参画週間」と定められています。

「こんなことで相談していいのかな」
「まだ弁護士に行くほどでは…」

そう思っている段階でも、一度話してみることで気持ちが整理されることもあります。

AIで調べた内容の確認だけでも大丈夫。
一人で抱え込まず、“まず相談してみる”ことが、解決への第一歩になるかもしれません。

また、お二人の事務所では、電話やメールではなく、“対面”での面談のみとのこと。

その理由は、

  • 表情や雰囲気から分かることがある
  • 本人確認をしっかり行うため
  • いたずらや誤情報を防ぐため

など、実際に会って話すことで見えてくる部分が多いから。

「うまく話せるか不安」という方も、
整理しながら一緒に進めていくので大丈夫とのことでした。

“もっと早く相談すればよかった”
そう感じる前に、悩みを抱えている方は、まず一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

 

 

お問い合わせ

<沖縄弁護士会>
法律相談センター那覇(那覇市松尾2-2-26-6号)
098-865-3737(平日:午前9:30~午後5:00)

・インターネットで24時間受け付けております
http://www.okiben.org/index.php

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