― ゴールデンウィーク後の“取り戻し方”のコツ ―
新年度がスタートして、やっと生活リズムがつかめてきた頃。
ほっと一息ついたタイミングで迎えるゴールデンウィーク。
ゆっくりできた反面、生活リズムが崩れてしまったり、
「また元に戻すのがしんどい…」と感じていませんか?
連休明けは、やる気の問題ではなく、
リズムが一度リセットされている状態です。
だからこそ大切なのは、気合いで戻すことではなく、
少しずつ“いつもの流れ”を取り戻すこと。
まずおすすめしたいのは、
「全部戻そう」としないことです。
そんな時こそ、家事の優先順位を決めておくこと。
たとえば、
「洗濯だけは回す」と決めておく。
着るものが整っているだけで、朝のバタバタは大きく減り、
暮らしのリズムも整いやすくなります。

そしてもうひとつ、迷わないための小さな基準として、
こんな“最低限リスト”を持っておくのもおすすめです。
・洗濯は回す
・ご飯は用意する(簡単でOK)
・必要な連絡だけは忘れない
この3つができていれば、
その日は「ちゃんと回せた日」。
掃除や細かい片付けは後回しでも大丈夫です。
今は“整えること”よりも、
生活が止まらない状態をつくることがいちばん大切です。

ほんの小さな変化でも、気分がふっと軽くなり、
「また動いてみようかな」という気持ちにつながります。
大きく整え直さなくても大丈夫。
暮らしは、こうした小さな変化から少しずつ整っていきます。
そしてもし少し余裕があれば、
いつもと違う何かを、ほんの少しだけ加えてみる。
たとえば、柔軟剤の香りを変えてみる。
いつもと違うお茶を飲んでみる。
帰り道を少し変えてみる。

そしてもうひとつ、
連休明けはうまくいかなくて当たり前と知っておくこと。
子どもも大人も、生活の切り替えには時間がかかります。
朝なかなか起きられなかったり、
いつもより時間がかかったりするのも自然なことです。
そんな時こそ、焦らずに少しだけ余白を持つこと。
完璧に戻すのではなく、
戻りながら整えていく感覚が大切です。
仕事も同じです。
休み明けは集中力が戻りにくく、思うように進まないこともあります。
そんな時は、
「今日はここまでできたらOK」と小さなゴールを決めて、
少しずつペースを取り戻していきましょう。
5月は、“取り戻す月”。
頑張るのではなく、整え直す時間です。
連休でゆるんだ心と体を責めるのではなく、
少しずつ戻していく自分を大切に。
またいつもの暮らしが、無理なく回り始めますように。
株式会社 暮らしかたらぼ
代表 根原 典枝

1972年生まれ 沖縄県うるま市出身。
20代でフィニッシングスクール西大学院に入学。茶事の文化に興味を持ち、本場イギリスに紅茶の旅へ。現地のホストファミリーと過ごす中で、暮らしの質の高さに感銘を受ける。帰国後ブライダル業界に就職し、自分の身の回りや思考が片付けられてないことで失敗を経験する。営業はできたが仕事の効率が悪く、休日に休めない生活を送る。その後、片付けの習慣のないまま結婚、出産。イギリスの丁寧な暮らしを知っているのに、できない自分に落ち込むと同時に、そんなママをサポートするサービスがあったらいいのになと考え始める。第3子授乳中にテレビ番組『ガイアの夜明け』を観る。赤字だった会社が3S(整理・整頓・清掃)を通して黒字化していく様子を目の当たりにする。影響を受け、自身の家で3Sを実践する。
毎日の暮らし方を研究する 暮らしかたらぼ

