いよいよ夏休みに突入しましたね。子どもにとっては楽しい夏休みですが、親からすると大変なことも多いですよね。夏休みの悩みの1つと言えば子どもの宿題や勉強。「宿題はしたの?早くやりなさい!」なんて言わなくても自ら率先してやってほしいですよね。実は、子どものやる気を引き出すにはちょっとしたコツがあるんです。今回は、脳科学的にもおすすめの「やる気スイッチ」を入れる方法をお伝えします。
脳科学的「やる気スイッチ」とは?
子どもたちに自発的に動いてもらうにはどのようにすれば良いのでしょうか。脳科学では、脳内にある線条体という部位がやる気を促すスイッチだと言われています。子どもが感じた刺激はこの線条体に伝わり、その働きを活性化させます。つまり勉強した時に「やってよかった!嬉しい!」と子どもが感じれば、やる気スイッチがオンになるということです。では具体的にはどのようにすれば良いのでしょうか。
やる気スイッチをオンにする3つの方法
1 褒めること
子どもが勉強している姿を見かけたら、思いっきり褒めるようにしましょう。認めてもらうことで、子どもの承認欲求が満たされればやる気スイッチが入りやすくなります。ただ、いつでも「よくできたね」だけでは褒められることが当たり前に感じてしまい、やる気スイッチの線条体に刺激が伝わりにくくなることも。「前は○○が苦手だったのにできるようになったね!」など具体的に褒める方法がおすすめです。
2 簡単な問題で成功体験
成功体験で達成感を味わうことも有効で、例えば下記のような簡単な問題を解かせて、終わったら花丸をつけてあげるなんてことも良いですね。
- 2×3=
- 1+5=
- 3+2=
簡単な問題で達成感を味わってやる気スイッチがオンになれば、その後の本来の宿題や勉強への取りかかりもスムーズになりやすいですよ。
3 子どもと一緒に勉強する時間を作る
夏休みは、1日10分でも良いので毎日一緒に勉強する時間を作ることがおすすめです。面倒ですが、毎日継続することで子どもも達成感を得ることができ、自信をもつことができます。勉強をした日はカレンダーにシールを貼っていく見える化も良いですよ。達成感を感じ、ますますやる気になること間違いなしです。
いかがでしたか?ほんの少し、親が背中を押すことで子どももやる気を出してくれます。是非試してみてくださいね!