小学校・中学校に通う子どもがいると、ランドセルや制服、給食費など、思った以上に出費がかさみますよね。
「入学準備だけで数万円…」「給食費の支払いが負担」というママの声も多く聞きます。
そんなときに頼れるのが、各自治体で行われている「就学援助制度」と「入学準備金」。
どちらも返さなくていい“給付型”の支援で、知っているだけで家計の安心感がぐっと変わります。
学校生活を支える「就学援助制度」
就学援助制度とは、小・中学生のいる家庭を対象に、学校生活に必要なお金を補助してくれる制度。
沖縄県内のほとんどの市町村で実施されています。
対象になるのはこんな家庭
- 住民税が非課税の世帯
- 生活保護を受けている家庭
- 生活保護の停止・廃止後の家庭
- 生活が厳しいと判断される家庭
補助される費用の例
学用品費・給食費・修学旅行費・通学用品費など、意外と幅広いのが特徴です。
給食費まで支援してもらえるなんて、ありがたいですよね。
「うちは当てはまらないかも…」と思っても、自治体によって基準は異なるので、まずは確認を!
入学準備に助かる「入学準備金」
ランドセルや制服の購入など、出費が重なる入学シーズン。
そんな時期に心強いのが「入学準備金」です。
実は就学援助の一部で、新1年生のいる家庭が対象。ランドセルや通学用品の購入費として使えます。
県内の一例(2026年度入学予定)
- 那覇市:小学校54,060円/中学校57,060円(12月支給)
- 沖縄市:小学校40,600円/中学校47,400円(3月下旬支給)
※申請時期・支給日は自治体によって異なります。
「入学前にもらいたい!」という場合は、早めに申請時期を確認しておきましょう。
申請の流れとポイント
- 学校や教育委員会から申請書をもらう
- 必要事項を記入して提出(郵送・オンライン申請OKの自治体も)
- 審査・認定
- 支給スタート
主な提出書類は、申請書・住民票・課税証明書・口座情報など。
多くの自治体では4月ごろに募集が始まるため、早めの確認が安心です。
一度不認定になっても、家計の急変などで再申請が認められるケースもあります。
「無理かも」と思っても、あきらめずに相談してみてくださいね。
まずは「知ること」からはじめよう
学校生活や入学準備にはお金がかかるけれど、制度を知っているだけで負担を軽くできます。
どちらも返す必要のない給付型の支援。ママの味方になる制度です。
お住まいの自治体サイトや学校のお便りをチェックして、ぜひ活用してみてください。
「知らなかった…」で損しないように、今のうちに確認しておきましょう!
ライター:maiさん(ママモネ編集部ママライター)
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