料理のお手伝いに興味を持つ子どもって多いですよね。
料理のお手伝いは食育にもぴったり。
好き嫌いの克服、食事へのありがたみを感じるきっかけにもなるので是非とも取り入れたい習慣です。
ただ、させたいと思いつつも自分でやった方が早いし、子どもの気分にもよるのでなかなか習慣化できないという方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は実際に、子どもと一緒に料理にチャレンジしてみました!
体験したからこそ気が付いた、気をつけるポイントや料理を体験する様子などをレポートします。
お手伝いをスムーズに進める3つのポイント
料理のお手伝いの途中、汚れた手でウロウロしたり、材料をこぼしたり、兄弟げんかが始まったりといったトラブルも考えられます。
できるだけスムーズにお手伝いできるポイントをまとめました。
1.計量は前もってやっておく
小麦粉などの粉ものや、牛乳や油などは計量時こぼれやすいので、材料の計量は親が前もってやっておくとスムーズです。
2.テーブルで作業する
キッチンでのお手伝いは、子どもにとっては高さがあるので、椅子や踏み台に乗って作業することになります。
身動きも取りづらいですし、子ども同士でポジション争いのけんかになることも。特に子どもが複数いる場合はテーブルの上でできる作業はテーブルの上でした方が安全です。
3.おもちゃは片付けて、テレビは消しておく
お手伝いの途中、汚れた手でウロウロと動き回られると困りますよね。できるだけ子どもが集中して取り組めるよう、おもちゃの片付けや、テレビを消すなど、環境を整えておくこともポイントです。
料理お手伝いスタート!
今回料理のお手伝いに挑戦するのは筆者の子どもたちで4歳の双子と、2歳の弟の3人兄弟。
はたして無事に料理チャレンジできるのでしょうか!
今回は子どもたちが大好きなウインナーを使って、コロコロポテトを作りました。
肉や魚など、生ものも使わないので低年齢の子どもでも安心です。
それでは早速作っていきましょう。
1.材料を準備する
【材料】
・ジャガイモ 小5個
・ウインナー5本
・塩 ひとつまみ
・片栗粉 大匙2
・揚げ油 適量
2.材料を切る
今回切るものは、ジャガイモとウインナー。
4歳の兄2人にウインナーを切らせてみました。
1本を半分に切っていきます。
ウインナーを切るくらい簡単だろうと思っていたのですが、これが意外に苦戦!
ポイントを伝えると少しマシになりました。
危険そうと感じたら、切る部分はお母さんがやってあげてくださいね。
包丁を使うポイント
・まな板に体の正面を向けて、まな板と拳ひとつ分くらいの距離を取ること
・手元をよく見て、包丁をまな板と直角にすること
・切る材料をちゃんと手で押さえること
・添える手は「猫の手」
3.ジャガイモを潰す
ジャガイモをレンジで柔らかくする
一口大に切ったジャガイモを耐熱皿に入れ、小さじ2程度の水を振りかけてラップをしてレンジで柔らかくなるまで温めます。(600ワットで3分程度)
ジャガイモを潰す
柔らかくなったジャガイモをボールに移し、マッシャーや麺棒で潰していきます。
イモの形が少しくらい残っていても大丈夫。
片栗粉と塩もこのタイミングで混ぜ合わせます。
4.成形(ウインナーをジャガイモで包む)
潰したジャガイモでウインナーを包みます。
2歳の末っ子には難しかったようで触って遊ぶだけでしたが、4歳の兄2人は楽しそうに作ってくれました。
5.焼いたら完成!
成形が終わったら、フライパンで揚げ焼きして完成です!
やっぱり、自分で作ったものは食いつきが違います。
あっという間に間食です!
火を通す前と後でジャガイモの硬さが変わることや、料理にかかる手間暇は、料理のお手伝いを体験したからこそ分かるものですよね。
こういった体験を通して、料理や食事にもっと興味を持ってくれたら嬉しいですね。
時間はどうしてもかかるので、慣れるまでは平日は難しいかもしれませんが、お休みに親子で料理体験してみてはいかがでしょうか。