― 仕事帰りの疲れを引きずらない、小さな切り替え習慣 ―
仕事を終えて家に帰ると、どっと疲れが出て動けなくなる。
「少し休んでからやろう」と思いながら、座ってしまうと、気づけば時間だけが過ぎていた。
そんな経験、誰にでもあるのではないでしょうか。
帰宅後の家事がつらく感じるのは、やる気や根性の問題ではありません。
仕事で一日頑張ってきた身体に加え、帰宅後にやることの多さを前に、
気持ちが焦ったり、「正直、少し休みたい…」と思ってしまうのは自然なことです。
そこで大切なのが、帰宅後に「家事スイッチ」を入れる小さな習慣を持つこと。
ここからは、私自身の体験を2つご紹介します。
ひとつ目は、子どもが保育園に通っていた頃のことです。
当時は、仕事が終わるとすぐに迎えに行かなければならないと思い込み、
疲れたまま夕方からの家事に突入していました。
でもある時、仕事帰りにいったん家に帰り、
自分ファーストでサッとお風呂に入るようにしてみました。
汗と仕事モードを流し、気持ちを切り替えるためです。
すると不思議なことに、やる気スイッチが入り、
夕方からの家事がとてもスムーズに進むようになりました。
焦りやイライラが減り、結果的に子どもにもこれまでに比べ穏やかに向き合えるようになったのです。
「先に家事」「先に子ども」ではなく、
ほんの少しだけ自分を整えてから動く。
それだけで、帰宅後の時間の流れは大きく変わりました。

もうひとつは、寒い日の食器洗いの話です。
冬場の冷たい水での食器洗いは、それだけで気が重くなります。
そんな時、思い切ってお湯で洗うようにしてみたところ、
手元だけでなく体全体がぽかぽかと温まり、自然と動きやすくなりました。
寒さで縮こまっていた体がほぐれると、
「もう少し動こうかな」という気持ちも湧いてきます。
家事は気合いではなく、体が快適であることが大切です。
体が整うと、行動も自然とスムーズについてきます。
帰宅後は、「頑張るか、休むか」で悩まなくて大丈夫。
まずは5分、自分を整える行動をしてみてください。
その小さな一歩が、家事スイッチを自然にONにしてくれます。
毎日の暮らしが、少しでもラクに、心地よくなりますように。
株式会社 暮らしかたらぼ
代表 根原 典枝

1972年生まれ 沖縄県うるま市出身。
20代でフィニッシングスクール西大学院に入学。茶事の文化に興味を持ち、本場イギリスに紅茶の旅へ。現地のホストファミリーと過ごす中で、暮らしの質の高さに感銘を受ける。帰国後ブライダル業界に就職し、自分の身の回りや思考が片付けられてないことで失敗を経験する。営業はできたが仕事の効率が悪く、休日に休めない生活を送る。その後、片付けの習慣のないまま結婚、出産。イギリスの丁寧な暮らしを知っているのに、できない自分に落ち込むと同時に、そんなママをサポートするサービスがあったらいいのになと考え始める。第3子授乳中にテレビ番組『ガイアの夜明け』を観る。赤字だった会社が3S(整理・整頓・清掃)を通して黒字化していく様子を目の当たりにする。影響を受け、自身の家で3Sを実践する。
毎日の暮らし方を研究する 暮らしかたらぼ


