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うちの子は大丈夫?種類も回数も多い予防接種 漏れがないか簡単チェック!接種スケジュールを立ててみよう

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2018/5/28 時点

生後2ヶ月から始まる予防接種。私たちが子どもの頃と比べて、種類も回数も多くなっている上に、地域によって接種費用や時期も違い把握するのに一苦労ですよね。つい最近も麻疹が沖縄で大流行して、沖縄県で麻疹と診断された患者は94人に上るそうです。(平成30年5月10日時)麻疹は子どもの病気というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実は感染者の94名中66名が20~40代。麻疹の予防接種は、現在は2回接種が推奨されていますが、現在28~41歳の方は1回接種が一般的だったため、感染者が多かったと考えられています。予防接種を受けしっかり免疫をつけることは、子どもの頃だけでなく大人になってからも大きな感染症が流行した時に有効なのですね。予防接種は0~2歳までが頻度が多いですが、その後も度々ありますのでうっかり忘れないよう注意しましょう。今回は、予防接種のスケジュールをまとめました。

予防接種の種類

とても種類が多く感じる予防接種ですが、意外にもそれほど多くありません。国や自治体が「受けるように努めなければならない」と勧める定期接種が、ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、BCG、四種混合、水痘、MR(麻疹・風疹)、日本脳炎、子宮頸がんの計9種類と、「接種者の希望」により受ける任意接種がおたふくかぜ、インフルエンザ、ロタウイルス、髄膜炎菌の4種類で計13種類です。
ワクチンには不活性ワクチンと生ワクチンの2種類あり、不活化ワクチンは病原体となるウイルスや細菌の感染する能力を失わせた(不活化、殺菌)ものを原材料として作られ、生ワクチンは病原体となるウイルスや細菌の毒性を弱めて病原性をなくしたものを原材料として作られます。不活化ワクチンの方が、自然感染や生ワクチンに比べて生み出される免疫力が弱く、接種の回数が多いのが特徴です。接種が数回にわたるものが多いことが、予防接種のスケジュールを複雑化させる一因となっています。数回の接種が必要なワクチンの場合、接種の間隔をあける必要があります。通常生ワクチンの場合は、27日以上、不活化ワクチンの場合は、6日(1週間)以上の間隔をあけて次のワクチンを接種します。

予防接種スケジュール

0~1歳で受ける予防接種

0~1歳で受ける予防接種は、定期接種が5種類と任意接種が2種類の計7種類で、接種の回数は18回です。何度も病院へ通うことになるため大変ですが、大切な赤ちゃんをVPD(ワクチンで防げる病気)から守るために接種しましょう。ワクチン接種は、生後2ヶ月からスタートできます。できれば、生後1か月の間に行きつけにする小児科選びをしておきましょう

2ヶ月からスタートさせる場合

ヒブ、小児肺炎球菌、B型肝炎、ロタウイルスの4ワクチンの同時接種をすることができます。1度目のワクチン接種の4週間以後に、1度目と同様の4ワクチンに四種混合ワクチンを追加した5つのワクチンを同時接種で受けます。

3ヶ月からスタートさせる場合

ヒブ、小児肺炎球菌、B型肝炎、ロタウイルス、四種混合の5ワクチンを同時接種することができ、そのまた4週間後に、同様のワクチンを同時接種で受けます。

1~2歳で受ける予防接種

1~2歳で受ける予防接種は、定期接種が5種類と任意接種が3種類の計8種類で、接種の回数は9回です。

3歳~受ける予防接種

3歳以降は、予防接種の数がぐっと減ります。定期接種3種類、任意接種2種類の計5種類で、接種の回数は8回です。(男子で子宮頸がんワクチンなしの場合は計4種類の接種回数7回)

お子さんが2人、3人と増えていくとスケジュールや管理も大変ですよね。かかりつけの小児科と次の予定を立てることや便利なアプリを活用するなどもれなく接種できるようにしましょう。

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