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絵本のプロに聞く!読み聞かせの魅力と子どもの年齢別絵本選びのコツ

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子どもの情緒や想像力、表現力を豊かにしてくれる絵本。色々な絵本を読み聞かせることで、親子のコミュニケーションも広がりますよね。とはいえ忙しい毎日の中、絵本を読み聞かせる時間が後回しになってしまい、なかなか習慣にできていないという方も多いのではないでしょうか。でも実は、毎日忙しく子どもと向き合う時間が取れないという方にこそ、短時間でも子どもとしっかりコミュニケーションがとれる絵本の読み聞かせはおススメなのだとか。
今回は、NPO法人「絵本で子育て」センター認定の絵本講師の資格をもつ、絵本のプロ、大湾仙(おおわんせん)さんに絵本の魅力や、読み聞かせのコツ、年齢別の絵本の選び方などをお伺いしてきました!

絵本の読み聞かせについて絵本のプロ、大湾さんにインタビュー!

今回お話を伺った大湾さんは、実は5人の子どものお父さん。大湾さん自身も、幼少期から父親に絵本の読み聞かせをしてもらっていたそうです。ご自身が父親となってからは、5人の子どもたち全員に絵本を読み聞かせてきたのだとか。そういったご自身の経験をもとに、絵本の魅力を広く伝えたい! と現在、絵本の魅力や読み聞かせの大切さについて保護者や保育士の方向けに講演活動をされています。

日々絵本と向き合っている大湾さんですが、そんな大湾さんが思う絵本の魅力とは何でしょうか。

絵本の1番の魅力はやはり、読み聞かせをしている時間、子どもとコミュニケーションがとれるというところだと思います。絵本を読むことで、想像力が育まれる、感性が豊かになるなど色々と言われていますし、それも確かにあります。でもやはり、読み聞かせをしているときの優しい空間や楽しい時間を子どもと共有することが1番大切なことだと思いますよ。絵本は親子の心の架け橋になってくれる。それに、絵本を読むことで得られるものは、実は子どもよりも親の方が多いんです。

絵本を読むことで得られるものは子どもより親の方が多いってどういうことでしょうか。詳しく教えてください。

絵本を読んでもらう時、子どもは親から「言葉、笑顔、愛情」を受け取ります。絵本を読む時は自然と笑顔になりますよね。怒りながら絵本を読む人なんていないと思います。そういったものを子どもは親から受け取って、子どもも自然と言葉には言葉を返し、親が笑えば笑顔になります。また、お母さんお父さんのことをもっと大好きになります。「言葉、笑顔、愛情」を返してくれるんですね。さらに、親は絵本を読むことで子どもの感じ方に触れることができます。子どもの成長に気づくこともできます。子どもの純粋な感性に触れることで、心が癒される感覚も味わうことができます。子どものために絵本を読んであげていると思っていても、実は絵本を読むことで子どもからたくさんのものを受け取ることができているんですよ。
絵本を親と一緒に読む時間は子どもと向き合うことができるので、習慣にすることで、親子の絆が深まります。0~5歳の間に身に付けられると言われる、自己肯定感を育てるのにも役立つと言われているんですよ。

絵本の選び方に何かポイントはありますか。

昔から愛されているロングセラーの絵本を選ぶのがやはり間違いがないと思います。今、販売されている絵本は約8,000種類あると言われていますが、その内の2,000冊は新刊です。その新刊のほとんどが1~2年で消えていってしまっているんですね。それを思うと、昔からずっと愛されているロングセラーの絵本がどれだけすごいかが分かります。昔も今も、子どもの心は一緒なんだと思います。ロングセラーの絵本の中には、自分が子どもの頃読んでもらったものもあるのではないでしょうか。親から子どもへ、さらに孫へと読み聞かせの世代リレーができるんですよ。

年齢によっても変わってくるかと思いますが、おすすめの絵本はありますか。

0~3歳児は応答的な絵本がおすすめです。

絵本を読みながら一緒に遊べるように工夫されているものが良いですね。「いないいないばあ」であれば一緒にばあっとして遊んだり、「かおかおどんなかお」であれば一緒に同じような顔を作って遊べますよね。子どもとコミュニケーションがとりやすいものを選ぶと良いですよ。

【0~1歳におすすめ】
・いないいないばあ
・くだもの
【1~2歳におすすめ】
・がたんごとん
・かおかおどんなかお
【2~3歳におすすめ】
・きんぎょがにげた
・ぞうくんのさんぽ

3~6歳児には、子どもが感情移入しやすいものや、普段できない体験ができる、ファンタジーのものがおすすめです。

どこの家庭でもありそうな日常を描いているものは、子どもが主人公に感情移入しやすいです。また、動物が話したりするものなどファンタジーの世界を描いたものは、絵本だからこそ体験できるもので子どもがワクワクしたりドキドキしたりして楽しんでくれますよ。

【3~4歳におすすめ】
・ぐりとぐら
・おでかけのまえに
【4~5歳におすすめ】
・そらいろのたね
・しょうぼうじどうしゃじぷた
【5~6歳におすすめ】
・はじめてのおつかい
・めっきらもっきらどおんどん

子育て中のお母さんお父さんに一言アドバイスをお願いします!

情報社会の今は、子育ての情報でも様々なものが溢れていますよね。何が正しいのか迷ってしまうこともあるかと思います。ただ、絵本の読み聞かせについては批判する人は誰もいません。流行りの教育論が色々とありますが、同じ子どもが誰1人といないように、正解も1つではないのだと思います。絵本の読み聞かせは、すぐに効果が表れるというものではありませんが、徐々に愛情が子ども染み込んでいくようなものだと思ってもらえれば良いと思います。絵本の読み聞かせを通じて、たくさんの親子が心を通わせることが出来れば嬉しいですね。

いかがでしたか。大湾さんのお話から、いくつか子育てのヒントになるところがあったのではないでしょうか。毎日仕事に家事に育児にと大忙しなお母さんお父さん。普段なかなか子どもと向き合う時間が取れないという方も、楽しい絵本の時間を作って家族の絆をさらに深めてみてはいかがでしょうか。大湾さん、お忙しい中どうもありがとうございました!

紹介した絵本の出版元と作者

  • いないいないばあ
    出版社:童心社
    著者:松谷みよ子 イラスト:瀬川康男
  • くだもの
    出版社:福音館
    著者:平山和子
  • がたんごとん
    出版社:福音館
    著者:安西水丸
  • かおかおどんなかお
    出版社:こぐま社
    著者:柳原良平
  • きんぎょがにげた
    出版社:福音館
    著者:五味太郎
  • ぞうくんのさんぽ
    出版社:福音館
    著者:なかのひろたか なかのまさたか
    イラスト:なかのひろたか
  • ぐりとぐら
    出版社:福音館
    著者:なかがわりえこ イラスト:やまわきゆりこ
  • おでかけのまえに
    出版社:福音館
    著者:筒井瀬子 イラスト:林明子
  • そらいろのたね
    出版社:福音館
    著者:なかがわりえこ イラスト:おおむらゆりこ
  • しょうぼうじどうしゃじぷた
    出版社:福音館
    著者:渡辺茂男 イラスト:山本忠敬
  • はじめてのおつかい
    出版社:福音館
    著者:筒井瀬子 イラスト:林明子
  • めっきらもっきらどおんどん
    出版社:福音館
    著者:長谷川摂子 イラスト:ふりやなな
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